頭痛薬でごまかしていませんか?
慢性的な頭痛、天候や季節の変わり目で起こる頭痛、気力が失われるつらい偏頭痛。パソコンや携帯電話の普及に伴って増えてきた頭痛ですが、スマホの長時間の使用でますますその傾向は強まってきています。
痛みは薬で抑えることが出来るかもしれませんが、ごまかしているとさらに悪化して次第に効かなくなってきます。また薬でごまかし続けていると、頭痛だけでなくめまいや吐き気、自律神経失調症のような、病院では原因不明とされてしまう症状にも発展しかねません。
あなたのつらい症状の本当の原因は「高すぎる脳圧」かもしれません。以下のチェックリストで当てはまるものがあれば要注意です。まずは確認してみて下さい。

あなたの頭痛はどんな症状ですか?
以下の項目に当てはまるものをチェックしてみましょう。
□頭全体が膨らんだようなつらさと頭痛がある
□朝起きたときから頭痛がある
□寝ているときに頭痛で起きることがある
□頭痛の前兆で眼の奥が痛かったり、疼いたりする
□頭痛がひどくなると目眩や吐き気がする
□ショッピングセンターなどの人混みが苦手
□テレビの横に流れる字幕が苦手
□電車や車で流れる風景を見ていると酔う
□体調が悪いときは仰向けで寝ていられない
□頭痛、目眩、耳鳴りとかが連鎖的に起きる
□病院を受診しても「原因不明」や「ストレスですね」と言われて終わる

いくつ当てはまりましたか?
当てはまる項目が
0~1個:脳圧が原因の頭痛ではない
あなたの頭痛の原因は脳圧の上昇ではないと思われます。まずは睡眠を多めにとって下さい。
※いきなり殴られたような激しい頭痛や視野に異変のある頭痛は脳血管疾患の疑いがあるので一度病院での検査をお勧めします。
2~5個:脳圧が原因の可能性あり!
なにか条件がそろってしまうと脳圧が上昇して頭痛が発生している可能性が高いです。例えば、頭痛の引き金になるものとして、天気や気圧の変化、寝不足、頑張りすぎなどがあります。
頭蓋骨や頸椎の状態を整えることで、脳圧が高くならないカラダへ変えていきます。多少のストレスがかかっても頭痛の起きなくなるでしょう。
6個以上:慢性的に脳圧が高い状態!
慢性的に脳圧が高い、もしくはとても高くなりやすい状態だと思われます。ぜひ脳圧調整を受けてほしいです。長年の頭痛では時間もかかる傾向にありますが、頭蓋骨や頸椎だけでなく、内臓にもアプローチし、気候、気圧などの変動にも動じない安定したカラダへと整えていきます。
脳圧に関わる様々な症状について以下のページをぜひご覧下さい。

「脳圧」とは「頭蓋骨内の水圧」
「脳圧(のうあつ)」という言葉はほとんどの方が初めてかもしれません。医学的には「頭蓋内圧」と言ったりしますが、「頭蓋骨の中の水圧」を指します。と言ってもまだ「??」という感じなのでなるべく簡単に説明していきますね。
少し難しいですが一緒に勉強していきましょう。

頭を縦にスパッときるとこんな感じになります。目のある左側が前になります。
脳脊髄液は常に作られ、循環している
脂質を主成分とする脳はこの脳脊髄液という液体にぷかっと浮いている状態なんです。それはちょうどパックにはいった豆腐のようなもの。そのため少しくらい頭をぶつけても脳がダメージを受けることはありません。
この「脳脊髄液」が「頭痛」のキーワードになので、さらにこれを詳しく見ていきましょう。
脳脊髄液はイラストの赤い部分 「脈絡叢(みゃくらくそう)」という部分で作られます。脳脊髄液はおよそ150ml。それに対して1日におよそ500ml作られるといわれ、3~4回入れ替わっていることになります。

緑色の部分は「脳室」と言われる脳の中にある空間。そこに脈絡叢があります。脳脊髄液は血液を元に染み出るように少しずつ作られ、図の矢印のように脳室(緑色)からクモ膜下腔(水色の部分)へ、頭全体を循環します。

脳を満たすように循環した後、静脈(濃いブルー)に吸収されていきます。脈絡叢で作られ、また元の血液に戻るというサイクルです。
後頭骨の底面には「大後頭孔」という大きな穴があり、脳脊髄液は頸椎から背骨全体へ流れていくという、もう1つの流れがあります。

これが脳脊髄液のおおまかな流れです。スムーズに流れていれば何の問題もないんですが、頭蓋骨→背骨(頸椎)への流れが滞ってくるといろいろな症状を引き起こすようになります。
では、どうして脳脊髄液の流れが悪くなるのでしょうか?
悪い姿勢が脳脊髄液の流れを悪くする!
パソコンを長時間使うデスクワーク、トラックやタクシーの運転手さんのような座りっぱなしのお仕事では、どうしても猫背になりがち。「あーなりますねー」という声が聞こえてきそうです。

猫背になったときの首と頭に注目すると、イラストのように首が前に倒れ、顎が前に突き出るような状態になります。肩こりの原因にもありますが、この悪い姿勢が「脳圧」にも影響するんです。
頭蓋骨と背骨には脳脊髄液が通る穴が縦に並んでいます。これを「脊柱管」といいます。輪切りにした竹輪が積み上がっているのような状態です。頭蓋骨と一番上の頸椎(第一頚椎)の位置関係を示したのが下の図になります。

この「大後頭孔」と「第一頸椎」の位置関係が大切なんです。

真っすぐ頚椎の上に頭蓋骨が載っている姿勢ではこの2つがそろっていて、脳脊髄液も頭蓋骨から背骨へとスムーズに流れることができます。

しかし!アゴを前につき出すような姿勢になると、「第一頚椎」に対して「大後頭孔」が前にずれてしまいます。そうすると頭蓋骨からの出口、脳脊髄液の通り道も細くなってしまうのです。
こうなると詰まってしまった台所の流しと同じ。脳脊髄液はゆっくりと頭蓋骨の中に溜まるようになります。
流れが滞ると脳脊髄液が頭に溜まっていきます。
流れなくなった脳脊髄液は次第に頭蓋骨の中にたまり始めます。脳脊髄液は常に作られるため、わずかしか膨らまない頭蓋骨のなかでたまっていき、次第に圧力が高まってきます。
そして高くなってしまった頭蓋内圧が脳(もしくは脳を包む硬膜)や中枢神経系、眼球や内耳を圧迫しはじめます。これが頭痛をはじめ様々な症状を引き起こす原因です。
病院で精密検査をしても”異常なし”と言われるのは、脳圧は「圧力」なので画像では映りません。画像診断のみでは”異常がみえない”んです。

脳圧をさげるためにはどうすればいいのか?
では脳脊髄液の流れをよくするためにはどうすればいいでしょうか?

アゴが前に突き出る姿勢=頭蓋骨が前にずれてしまっているので、逆に頭蓋骨を後ろにグッと引き戻します。

前方へずれていた頭蓋骨を後方へ戻してやると、「大後頭孔」と「第一頸椎」が揃って脳脊髄液の通る道幅が広がります。こうすることで排水管のつまりを解消すれば自然と流れていくように、脳脊髄液も背骨の方へ流れ「高すぎる脳圧」はすーっと下がっていきます。
頭蓋骨の動き(一次呼吸)を改善する!
実は頭蓋骨は呼吸をするように動いています。ゆっくりとでも確実に呼吸しています。これを「一次呼吸」といいます。
胎児のときから始まっているので「一次呼吸」、
生まれて「おぎゃー」と泣いて始まる肺呼吸を「二次呼吸」と言ったりします。
一次呼吸はとても小さな動きなので最先端の医療機器や観測機をもってしても観察できません。でも優しく触れた「手」なら感じることができます。

頭痛持ちの方の頭蓋骨はガチっと固まっていることがとても多く、頭蓋骨の動き(一次呼吸)によって脳脊髄液は循環しているので、

という関係式が成り立ちます。
施術直後から「視界が広がった」「頭が軽くなった」と実感される方も。もちろん脳自体の問題やその他の疾患が原因で起きている可能性もあります。
ふたば整体院ではまず検査をし、「高すぎる脳圧」が原因と思われる症状なのかをしっかりと判別します。
慢性的な頭痛で来院される方は頭蓋骨の動きが悪く、脳圧が高くなっていることがとても多く、 「脳圧調整」をもっとたくさんの人に知ってもらい、頭痛薬でごまかすのではなく、頭痛を根本的に改善してもらいたいと考えています。
なかなか改善しない、薬はあまり飲みたくないとお考えの方。
お気軽にご相談ください。
①問診票のご記入

初診時は脳圧専門の問診票にご記入頂きます。わからないところがありましたら空欄でも構いません。
他の人にはなかなか理解が得られないつらさだったりもします。あいまいでも構いません、あなたの言葉で自由にご記入下さい。
<2回目以降>
「②問診」からになります。
②問診 どのような頭痛でお困りですか?どんな状態ですか?

③脳圧検査 実際に脳圧が高いかを確認します。
④頸椎・内臓の検査

⑤説明 「分からない」からくる不安を取り除く

ふたば整体院では特に「説明」に力を入れています。「分からない」ことから生まれる「不安」を取り除くためです。ガイコツの模型やホワイトボード、紙芝居も使ったりして、なるべく分かりやすく理解して頂けるよう説明致します。わからないこと、疑問に思ったことはなんなりとご質問ください。
お会計・次回の予約 お疲れさまでした

今までにない刺激でカラダが活性化しているからです。ひさしぶりに運動したときのからだのだるさや時には痛みが出ることもあります。 その場合は早目に寝て頂ければ次の日にはすっきりとするでしょう。
ふたば整体院では症状の改善で終わらず、再発の防止も大切と考えています。そのための最適な施術スケジュール(次回の来院予定)をご提案致します。
慢性的な頭痛 片頭痛

「膨らんだような感覚」
「締め付けられるような痛み」
「とにかく頭が重くなる」
いろいろな症状を出しますが、すべて脳脊髄液の流れが悪くなっていることが関係しています。
めまいも伴う頭痛

吐き気も伴う頭痛

脳圧と自律神経失調症

頭蓋骨の動き、脳圧の適正化で自律神経の乱れを戻しませんか?
ふたば整体院では施術期間を3つの段階に分けています。脳圧調整は
①脳圧を下げて不快な症状を取り除く段階
まずは脳圧を下げて頭痛やめまいなどのお困りの症状を軽減することに注力する段階です。頸椎、頭蓋骨の位置関係、個々の頭蓋骨の動き、一時呼吸の改善を進めていきます。
経験上、この段階ではあまり間隔を空けずに連続的に施術することで改善も早くなり、カラダも安定することが分かっています。週に2,3回の来院をお願いします。
②脳圧を安定化させる段階(脳脊髄液の流れを整える)
施術目安としては週1回程度。この段階で施術をしていくと「そういえば今月頭痛がなかった」というくらい、いつのまにかカラダが変わっていることがよくあります。
③脳圧をメンテナンスの段階
すごく悪化する前に「ちょっと調子悪くなってきた」と感じられること、じつはこれがとても大事なんです。
継続した脳圧調整は◎