肩こりからくる頭痛

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肩こりからくる頭痛

 

 1日中パソコンに向かってデスクワークしている方に多いのがこのパターンの頭痛です。もともと慢性的に肩こりがあるけど、酷くなると頭痛がしてくるといった症状です。主に後頭部に痛みがでます。
 
 肩こりからくる頭痛を理解するためにまず肩こりの原因について説明致します。
 

 頭はとても重くて男性で約6㎏、女性で約5㎏もあるといわれています。重い頭も首の骨(頸椎)の上に載っていれば「骨」が支えてくれてるので、筋肉への負担は少なくて済みます。

 
 しかし猫背や頭が前に出るような姿勢になると、重い頭を支えるため首の後ろの筋肉への負担はとても大きくなります。

 
 
 このとき負担がかかっているのが頭の付け根から肩、背中のほうに広がっている大きな筋肉「僧帽筋」とその奥にある「頭板状筋」です。重い頭を支え、座りっぱなしで固まって仕事をしていると、これらの筋肉も固まってきます。血流も悪くなり結果的に「肩こり・首こり」となります。

 

 頭の後ろの筋肉も硬くなる!

 頭が前に出るとアゴが前に突き出るような姿勢になってきます。長時間デスクワークをしていると、いつの間にか姿勢が悪くなっちゃいますよね。
 

 後頭骨の下には「後頭下筋群」という小さな筋肉の集まりがあります。
 

アゴが前に突き出るような姿勢は後頭下筋群をずっと縮めている状態。
 

 ずっと縮んだままの筋肉は硬くなり、悪化すると筋肉が痛み(不快感)を生み出すようになります。無意識に後頭骨の下をグリグリしたりしていませんか?硬くなった筋肉をなんとかしてほしいというカラダからのサインですよ。

 

 

 
 

 

 

後頭部には血管や神経がいっぱい

さらに後頭部にはたくさんの血管、神経が走っています。硬くなった周辺の筋肉がこれらを刺激して痛みを生み出します

 
 頭全体の痛みよりも後頭部で起きる頭痛というのが特徴です。ただ頭蓋骨と頸椎の位置異常も起きていることが多いので、頭全体の痛みだったり、頭の重さを感じたりすることもあります。

施術のポイント

 

頭が頸椎の上に載るように

 硬くなった筋肉をいくらマッサージして緩めても、同じ姿勢を続けているとすぐに元通り。辛くなったらリラクゼーションのお店に行っているけど、すぐに元に戻るという経験をしたことはありませんか?
 
 筋肉を緩めるだけでは解決できません。
 重い頭を頸椎に載せて骨で頭を支えるようにする必要があります。そうすると筋肉への負担が減り、肩こりも頭痛も改善されます。
 
 頭蓋骨を後ろに矯正すると頸椎に頭が乗るようになります。そうすることで僧帽筋や頭板状筋への負担は軽くなります。
 
 同時に頭蓋骨と頸椎の位置異常も戻すことができます。そうすると脳脊髄液は流れやすくなって、脳圧は上がりにくくなります。 

 

頸椎の可動性を取り戻す

 このタイプの頭痛の方は頸椎の動きが悪く、上を向いてもらったときに大きく上を向くのが苦しかったり、首の痛みを伴ったりすることがとても多いです。病院でストレートネックと診断されたりします。
 
 ふたば整体院では頸椎の可動性、動きのタイミングを1つずつ確認して、正常な動きができるように矯正していきます。そうすることで首周りの筋肉も動きやすくなります。
 

胸椎のアライメントを正す

 一般的にいう「猫背」ですね。背中が丸くなると頭蓋骨が頸椎の上に載りにくくなるので胸椎のアライメントも正していきます。
 
 ふたば整体院では全身を検査します。
 骨盤や股関節、膝の状態も胸椎に影響しますし、手や腕の緊張は僧帽筋や首の筋肉を固くします。結果的には全身の矯正が必要になりますが、狙いは「頭を頸椎で支えられるように」することです。
 

脳圧調整 施術の流れ

①専用の問診表に記入

 初診時にはまず、問診票にご記入頂きます。主訴が頭痛やめまい、自律神経失調症の方は「脳圧調整」専用の問診票にご記入頂きます。
 
 腰痛や肩こりなどと違って、頭痛は外からでは判断ができない要素が強い症状です。あなたの言葉で構いません。「ぼわーんとする」とか「がんがんする」などそのままお伝えください。
 
 痛み方や異常に強い痛みの場合、脳血管障害や脳梗塞が疑われるので、病院にて検査をお願いすることもあります。
 

②詳しく問診

 ご記入頂いた問診票をもとにお困りの症状やカラダの状態について確認致します。
 
 頭痛はとても主観的な症状で、来院時に痛みがないことも多いので、思い出してもらいながら問診で頭痛の原因を探っていきます。
 
 どういったときに痛みが出やすいか?
 頭のどのあたりに痛みが出るのか?
 朝起きた時から痛い?それとも夕方?
 休みの日は?運動した後は? 
 

 こちらからたくさん質問をさせてもらいますが、あまり深く考えず思った、感じたことをそのままお答え頂くと助かります。あらかじめ痛みの出やすい条件やパターンを探ってみてもらえると、施術の大きなヒントになります。

 
 また頭痛はめまいや耳鳴り、吐き気、自律神経失調症など他の症状と関連することが多いので、お困りの症状はすべてお伝え下さい。
 
 

③脳圧調整について説明

 頭痛の原因が脳圧にある可能性が高い方には、まず脳脊髄液や脳圧調整とはどんなものかについてipadを使ってわかりやすく説明致します。
 
 ご自身のカラダで何か起きているのか?
 なにが原因なのか? 
 どういう施術をするのか?
 
 理解を深めることが頭痛解消の第一歩です。イメージできれば不安は軽くなります。ちょっと難しいですが、一緒に勉強しましょう!

 
 

④細かく検査

 問診から推測する原因が実際に頭蓋骨や内臓で起きているか、直接触れて確認します。訓練された「手」は機械よりもはるかに敏感で、僅かな違いも感じ取ることができます。 
 
 ふたば整体院ではまずあたまの呼吸を詳細に診ます。さらに頸椎の動き、内臓にかかっている負担などを検査します。
 

 検査したうえで、あなたの辛い症状の原因をさらに絞り込んでいきます。

矯正・調整  

 検査から得られた情報を総合的に判断し、その時々で必要と思われる施術を致します。

 あたまの呼吸はとても繊細です。触れているだけのような調整だったりします。また頭蓋骨と内臓の連動や頭蓋骨と頸椎のズレも改善し、脳脊髄液の循環が安定してよい状態になるように持っていきます。

 総合的に矯正をすることで効果を持続させ、カラダを変えていくことが出来るのです。  
 

⑥カラダの状態を説明

 

 検査や施術から得られた情報からあなたの頭痛の原因をなるべくわかりやすく説明致します。
 
 あまり病院やテレビや雑誌などでは聞いたこともないようなこと、例えば「頭蓋骨を動かすために内臓を調整しました」なんてことを言うことがよくあるんですが、「そんなこともあるんだーカラダって不思議!」というような気持ちで聞いてもらえると楽しくなると思います。

 

 

⑦お会計・次回の予約

 初回から頭がすっきりした!と実感してもらえることが多いです。
 
 ただ頭痛は突然ピタッと止まるのではなく、痛みや頻度が徐々に軽減していくように改善していくことが多いです。
 
 はじめは週1,2回来院して頂き、まずは頭蓋骨の動きを取り戻す施術を重点的に行います。安定してくると間隔をあけて頭蓋骨が良い状態で保てるかも確認していきます。
 
 最適な施術スケジュール(次回の来院予定)をその都度ご提案致します。
 

 

脳圧調整 施術スケジュール

①不快な症状を集中的に取り除く段階

 

 まずは脳圧を下げて頭痛やめまいなどのお困りの症状を軽減することに注力する段階です。頸椎、頭蓋骨の位置関係、個々の頭蓋骨の動き、一次呼吸の改善を進めていきます。
 
 経験上、この段階ではあまり間隔を空けずに連続的に施術することで改善も早くなり、カラダも安定することが分かっています。週に1~2回の来院をお願いします。
 

②脳圧を安定化させる段階

 

 集中的な施術で脳圧が下がると頭痛の程度や頻度もぐっと下がってきます。 次の目的としては「脳圧を良い状態で保つ」ことになります。

 気圧や気温などの環境の変化、寝不足、過労などの生活からくる負担により、脳圧は上がってしまうことがあります。それらのストレスがかかっても脳圧が安定してよい状態であるため、個々の頭蓋骨の動きや内臓の機能を改善をすることで、変化に対する対応力を高めていきます。
 
 施術目安としては週1回程度。この段階で施術をしていくと「そういえば今月頭痛がなかった」というくらい、いつのまにかカラダが変わっていることがよくあります。
 

③良い状態を保っていく段階

 

 頭蓋骨の状態、一次呼吸が良い状態になると、さらにカラダの感覚が鋭くなってきます。大きな問題になる前に「ちょっと調子が悪いな」と感じるようになります。その時はメンテナンスをお勧めします。
 
 なにかと負担のかかる現代社会。特にコロナ禍で精神的なプレッシャーもかかる毎日です。セルフケアの重要性はさらに高まってくるでしょう。
 
 ふたば整体院では「治せるカラダへ」をコンセプトに、負担のかかる環境にうまく適応できるカラダになるよう施術していきます。目安としては1~2か月に1回程度となります。

 

どのタイプの頭痛?

天候の変動と頭痛

 天気が崩れそうなとき、台風が近づいてきたときに頭痛が頻発する頭痛。
気圧の変動に頭蓋骨が対応できない状態になっています。

>>天候に影響を受ける頭痛<<

肩こりからくる頭痛

 肩こりがひどくなると頭痛が起きる
 朝は大丈夫だけど夕方頃になると後頭部に頭痛が起きる、そんなタイプの頭痛です。
 

>>肩こりからくる頭痛<<

めまいを伴う頭痛

 脳圧が高まると耳にも影響し、めまいを引き起こします。脳脊髄液の流れを改善して脳圧をさげることでめまいも頭痛も和らいでいきます。

>>めまいを伴う頭痛<<

吐き気を伴う頭痛

 脳の奥には異物からカラダを守るための「嘔吐中枢」があります。脳圧が高まると頭痛だけでなく、水圧によって嘔吐中枢を刺激して吐き気も引き起こしてしまいます。

>>吐き気を伴う頭痛<<

頭重感が強い頭痛

 とにかく頭が重い、頭がふくらんだような感じと訴える方がいらっしゃいます。脳圧を下げることで、「頭が軽くなった、すっきりした」と実感できるでしょう。

>>頭重感が強い頭痛<<