走ることの苦しさも喜びも知っているからこそ、お伝えできることがあります正直に言うと、私自身も腸脛靭帯炎に何度も悩まされてきたランナーの一人です。
フルマラソンやトレイルランを何度も走り、長い距離を走り続ける中で、膝の外側に「あの嫌な痛み」が出てきたあの経験、走り込んでいる時期に限って痛み出す、レース直前に再発して不安になる—その気持ちは、頭で理解しているだけでなく、自分も経験してきたのでとてもよく分かります。
だからこそ「練習を休みたくない」「レースには出たい」というランナーの気持ちに寄り添いながら、根本的な改善を一緒に目指していきたいと思っています。
こんな症状に当てはまりませんか?
- 走り始めると膝の外側が痛むが、走っているうちに気にならなくなる
- 距離が伸びてくると、決まって同じ場所(膝の外側)が痛くなる
- 下り坂や、ペースを落としたジョグで痛みが強くなる
- 階段を下りる時、膝の外側に痛みがある
- 安静にすると治るが、走り出すとまた同じ場所が痛む
- レース前に再発して不安になったことがある
- お尻の筋肉が硬い、または過去に捻挫をしたことがある
一つでも当てはまる方は、腸脛靭帯炎(ランナー膝)の可能性があります。私自身が経験してきた痛みでもあるので、そのつらさはよく分かります。
なぜ腸脛靭帯炎は「休んでもまた繰り返す」のか
腸脛靭帯は、お尻の大臀筋・太もも外側の大腿筋膜張筋から膝の外側まで伸びる、丈夫な膜状の組織です。膝を曲げ伸ばしするたびに、大腿骨の外側の出っ張り(外側上顆)の上を前後にスライドしますが、この動きがスムーズにいかなくなると、摩擦が炎症を引き起こし、膝の外側に痛みが出ます。
病院や整骨院での一般的な対処は、患部のアイシング・ストレッチ・消炎鎮痛剤です。これらは炎症を抑える対症療法としては有効ですが、なぜスライドの動きがスムーズにいかなくなったのかという根本原因に向き合わない限り、ランニングを再開すると同じ場所が痛むという「再発の繰り返し」から抜け出せません。
ふたば整体院が考える3つの根本原因
①お尻・股関節の機能低下
大臀筋(お尻の筋肉)の働きが弱くなっていると、走行中に骨盤が安定せず、太もも全体が外側に偏ってしまいます。これによって大腿筋膜張筋・腸脛靭帯が常に緊張した状態を強いられ、摩擦が増えてしまいます。「お尻でしっかり支えて走れているか」は、ランナー膝の改善において非常に重要なポイントです。
②足首の不安定さ(回内足)
着地の際に足首が内側に捻れる「回内足」があると、その捻れを膝から上で吸収しようとして、下肢全体が外側に流れ、腸脛靭帯への負担が増加します。過去に捻挫の経験がある方は、足首の機能性が低下していることが多く、ランナー膝との関連がよく見られます。
③骨盤・下肢全体のバランスの崩れ
腸脛靭帯炎は膝だけの問題として見られがちですが、実際には骨盤の歪み・股関節の可動性・足首の安定性といった、下肢全体の連動の崩れが背景にあることが非常に多いです。膝だけをケアしても、土台となる骨盤や股関節が整っていなければ、再発を繰り返してしまいます。
なぜカイロプラクティックが腸脛靭帯炎に有効なのか?
1. お尻(大臀筋)の機能を回復させる
走行中、骨盤を支えて安定させているのは主にお尻の大臀筋です。大臀筋の働きが弱くなっていると、片脚で接地した瞬間に骨盤が傾き、その結果太もも全体が外側に流れる「ニーイン・トーアウト」に近い動きが起きやすくなります。この偏りが、太もも外側の大腿筋膜張筋・腸脛靭帯を常に緊張させる原因になります。ふたば整体院では大臀筋の機能をしっかり評価し、骨盤を安定させる土台そのものを回復させることで、走行中の偏りを根本から軽減していきます。
2. 足首の機能性を検査・改善する
着地の瞬間、足首が内側に捻れる「回内足」があると、その捻れを吸収しようとして膝から上の動きが連動して内側に入り込み、結果的に下肢全体が外側に流れる動きにつながります。過去に捻挫をしたことがある方は、靭帯の修復が不十分なまま足関節のバランスセンサーの感度が落ちていることが多く、回内足の傾向が強く出やすい状態です。検査で足首の機能性を確認し、必要であれば矯正することで、腸脛靭帯への負担の根本にあるこの捻れそのものを軽減します。
3. 骨盤・股関節を含めた下肢全体のバランスを調整
腸脛靭帯炎は「膝の使いすぎ」として説明されがちですが、実際には骨盤の歪み・股関節の可動性の低下・足首の不安定さといった、下肢全体の連動の崩れが背景にあるケースが非常に多くあります。膝だけを安静にしてストレッチをしても、土台となる骨盤や股関節の動きが崩れたままであれば、ランニングを再開した時に同じ負担パターンが再現されてしまいます。ふたば整体院では膝単独ではなく、骨盤から足首までを一連の動きの中で検査し、再発しにくい身体の使い方の土台そのものを作っていきます。
4. 患部への直接アプローチも併用
炎症が強く出ている急性期には、根本原因へのアプローチと並行して、腸脛靭帯そのものや周辺の大腿筋膜張筋・大臀筋の緊張を直接緩和することも重要です。患部に過度な刺激を与えず、負担を抑えながら炎症の鎮静化を後押しすることで、早い段階で痛みを軽減し、根本改善のための施術を進めやすい状態を作ります。
5. 競技を続けながらの改善を目指せる
「完全に走るのをやめてください」という指導は、ランナーにとって精神的にも大きな負担になります。私自身も走ることを続けてきたからこそ、その気持ちは痛いほど分かります。ふたば整体院では、痛みの程度や経過を見ながら、走行距離やペースの調整、フォームの特徴なども一緒に確認し、「完全休養」ではなく「無理のない範囲で走り続けながら改善する」という現実的なプランを一緒に考えていきます。
よくある質問
腸脛靭帯そのもののストレッチは一時的な柔軟性の改善にはなりますが、お尻の機能低下や足首の不安定さといった根本原因が残っていると、繰り返してしまいます。
腸脛靭帯そのもののストレッチは一時的な柔軟性の改善にはなりますが、お尻の機能低下や足首の不安定さといった根本原因が残っていると、繰り返してしまいます。
はい、関係があります。足首の不安定さが下肢全体のバランスを崩し、腸脛靭帯への負担を増やしている可能性があります。
腸脛靭帯炎は画像検査で特有の異常が映りにくい症状です。お尻・股関節・足首といった機能面の検査で、原因を探っていきます。
はい。ランニングを伴うスポーツであれば、基本的な考え方は同じです。私自身トレイルランの経験もあるので、不整地での走行による負担についてもイメージしながらお話しできます。
こんな方にぜひ来院してほしい
- 夜中のこむら返りで頻繁に目が覚める
- ストレッチや水分補給をしても改善しない
- 腰痛・しびれと一緒にこむら返りが起きる
- 妊娠中や加齢とともに頻度が増えてきた
- 病院で検査をしたが「異常なし」と言われた
- ふくらはぎの冷え・むくみが慢性的にある
ふたば整体院からひとこと
「水分補給もストレッチもしているのに、なぜ改善しないのか」——この問いへの答えが見つからないまま、何年も繰り返してきた方がいます。
でもカラダは正直です。頻度が増えている・長引いているという変化には、必ず原因があります。腰椎の変位・骨盤と内臓からの血流の滞り・ふくらはぎの深層筋の緊張——これらの根本原因に、カイロプラクティック×内臓調整でアプローチすることで、「水分補給だけでは変わらなかった症状が変わる」経験をしていただける方がいます。
「夜中にまた起きるかもしれない」という不安から、「最近つらなくなった」という安心へ—その変化を、一緒に目指しましょう。