腰椎が前方にすべる(ずれる)
「腰椎(分離)すべり症」

【基本的な構造】
腰椎は5つあって、カラダを支えるため頸椎、
胸椎に比べて椎体が大きくどっしりとしています。
さらに椎体の前側(お腹側)にはガムテープのように
ベターっと「前縦靭帯」というとても強い靭帯が
覆っているんです。
本来腰椎は前弯しているので、この前縦靭帯ピン!と
張って、その張力によって腰椎が安定するんですね。
そんなどっしりとし安定しているのに、
なぜ「腰椎すべり症」は起きるのでしょうか?
「腰椎すべり症」を起こす背景には
どのような状態があるのでしょうか?

繰り返しになりますが、本来腰椎は前弯しています。
「本来」というのは構造上そのほうが
カラダにとって好ましい、安定する、という意味もあります。
しかし現代社会では座っている時間が長く、
腰を丸めていることが多いですよね。
慢性的に腰が丸くなってくるとどうなるか?
左のイラストのように、腰が丸くなると
腰椎の前面にある前縦靭帯が緩みます。
ピン!と張ってる状態によって強化されていた
安定性が低下するんですね。
前縦靭帯が慢性的に緩んだ状態で
なにか腰に負担がかかったとき、
腰椎が前にずれる、「腰椎すべり症」が
起きてしまうんです。
腰椎すべり症はその程度によって
違和感→痛み→しびれなど、
いろいろな症状を呈しますが、
腰がなんだか落ち着かないという
前兆があったりします。
前縦靭帯の張力が失われているので、
不安定で「落ち着かない」んです。

では「腰椎すべり症」に対してカイロプラクティックでは
どのように施術するのか?
ポイントは「前縦靭帯」の張力です。
前縦靭帯の張力を取り戻すことができれば、
前側へずれることは抑えらえます。
そのため、股関節も含めて土台となる
骨盤の状態を整えます。骨盤を立てやすくなるように
矯正し、さらに胸椎、肋骨の可動性も改善させます。
そうすることで、腰椎の前弯をしっかり作れる
ように持っていきます。
イメージとしてはみぞおちからおへそを
引き離すような感じですね。
ただどうしても「腰椎すべり症」になった方の
腰椎は不安定ではあります。
日ごろの姿勢は気を付けてもらい、定期的に施術を受けて
メンテナンスすることをお勧めしています。
もし病院で「腰椎すべり症」と診断されて
痛み止めだけを服用しているだけだと、
なにも改善されません。
カラダをよい状態に戻したいなら、
お気軽にご相談下さい。
腰椎分離すべり症

もう1つ、「腰椎分離すべり症」というものがあります。
転倒や事故などので腰椎のくびれた部分が
折れることあります。
イラストの左のように四角い「椎体」と
後ろ側の羽のような部分が前後に分かれてしまうんですね。
カラダを支える腰椎としては不安定さが
さらに強くなります。
そのため単純な「腰椎すべり症」よりも
さらに症状が悪化しやすいのが「腰椎分離すべり症」なんです。
施術としては前述の「腰椎すべり症」と同じですが、
より難しい状態であることはご理解いただけると思います。
分離しているかどうかはレントゲン検査で
確認することができます。
腰椎すべり症で来院される際は、
可能であれば病院で検査したレントゲン写真を
ご持参いただけるととても助かります。
カイロプラクティック
適応可能な症状
①問診表への記入

②詳しく問診

③細かく検査

訓練された「手」は機械よりもはるかに
敏感で僅かな違いも感じ取ることができます。
レントゲンやMRIは静止画。
これに対してふたば整体院の検査は
「動き方(タイミング、幅、方向)」
「関節の連動」「バランス」
「硬さ・重さ」「浮腫・熱感」など、
病院とは見ているものが全く違います。
「 こんなに細かく検査されたの初めてですよ」
と言われことがよくあります。
ふたば整体院では当たり前のことも、
どうやら当たり前ではないようです。
④矯正・調整

さらにふたば整体院では施術の効果を高めるため、
総合的に矯正をすることで効果を持続させ、
⑤わかりやすく説明

いろいろな病院や接骨院を転々とされて
当院にたどり着いた方が
「こんなに詳しく説明されたのは初めてです!」
とおっしゃいます。
たば整体院では特に「説明」に力を入れています。
「分からない」ことから生まれる「不安」を取り除くためです。
ガイコツの模型やホワイトボード、ダブレットも用いて
なるべく分かりやすく理解して頂けるよう説明致します。
わからないこと、疑問に思ったことは
お気軽になんでもご質問ください。
⑥お会計・次回の予約

今までにない刺激でカラダが活性化しているからです。
ふたば整体院では症状の改善で終わらず、